「実店舗がないのに、どうして開業支援ができるのですか?」率直なご質問にお答えします。

粉雪シフォンの日常

こんにちは。

米粉・お米のシフォンケーキ専門教室「konayuki」主宰、粉雪シフォンマイスターの直子です。

私は、シフォン歴15年の元保育士として、

「人生の後半こそ、もっと自由に、もっと私らしく働きたい」

そんな想いを抱く大人女性たちに向けて、

油不使用・グルテンフリーのふわじゅわシフォンケーキをお届けしています。

使うのは、旬の素材と、食材そのものが持つ命。

そして作り上げるのは、

自分の人生をやさしく軽やかに変えていく、アートのようなシフォンケーキ。

現在は、全国に向けてオンラインレッスンを展開しながら、

粉雪パートナーの育成を通じて、開業支援や教室運営のサポートも行っています。

単なる技術の習得にとどまらず、

“生き方を語れる人”を育てる場所として、粉雪シフォンは歩んでいます。

このブログでは、

私自身の気づきや学び、

生徒さんたちと過ごす中で生まれた感動、

そして、あなたが一歩踏み出すためのヒントをお届けしていきます。

どうぞ、ゆっくりと読んでいってくださいね❅*


出会って間もない方だからこその問い

先日、私を知ってくださって間がない方から、こんなご質問をいただきました。

「先生、実店舗を持っていないのに、どうして開業支援ができるんですか?」

これは、お付き合いがまだ浅いからこそ、
ごく自然に湧いてくる、率直な疑問、だと思います。

そして同時に、私はこの質問にしっかりと自分の言葉で答えられる存在でありたいと感じました。


私の「開業」は、お店から始まっていません

私が開業したのは、いわゆる「お店」を持つことからではありません。

2020年、コロナ禍でリアルの教室が制限される中、
「生徒さんに安心して味を知ってもらいたい」という強い思いから、
自宅に製造許可付きの厨房を設けました。

製造スタッフと共に、全国へ毎週シフォンケーキを発送。
その結果…

▶ 売れ残りゼロ
▶ 出せば完売
▶ そして、それが6年目を迎えています。


味に惚れて、人生を変えた生徒さんたち

この味を体感された生徒さんたちが、
「このシフォンで人生を変えたい」
「この仕事で独立したい」
そう言ってくださるようになりました。

その結果…

  • 正社員を辞めて開業された方
  • 週1日営業でパート以上の収益を得るママさん
  • 月商30万円を安定して超える自宅販売者も多数

実店舗がない状態からでも、人生を動かす力が「この味」にはある。
その事実を、私自身が何度も目の当たりにしてきました。


私は、現場を知らない人、ではありません

私が行ってきたことは、たとえ「店舗」という外形がなくても、
まぎれもなく「事業」であり「現場の最前線」でした。

  • 自宅厨房の設計と運営
  • テイクアウト営業と許認可の管理
  • 製造・梱包・発送業務のチーム体制づくり
  • 定価戦略、収支バランス、人材教育、衛生管理

これらを、すべて自分で手を動かし、責任を持って積み重ねてきた
それが、私の「実店舗ではないけれど、現場の経験」です。


年商は開業医レベル、そして認定生の全国展開へ

現在、私は独自開発してきたブランド、粉雪シフォンの教室運営のみで、年商2500万円以上を達成し、450名以上の生徒さんを指導してきました。

全国には、粉雪シフォンの技術を使って開業・販売している生徒さんが続々と誕生しています。

ここで得たノウハウは、すべて、お店を持っていないからこそ必要だったリアル、です。

  • 小さく始めて失敗を最小限にする方法
  • 資金をかけないスタートアップ戦略
  • コンセプト設計、集客動線、価格設計の基礎

これは「持たない開業」を支える戦略であり、これから開業したい方の役に立つ経験だと確信しています。


2027年、実店舗オープンに向けての現在地

そして私は今、2027年の実店舗オープンに向けて、着実に準備を始めています。

  • 行政手続きや補助金の調査
  • 建物・設備・労務管理の計画
  • 無借金経営を目指した資金戦略

つまり私は、「持たない現場を経験した人間」でもあり、
「これから持つ現場を構築している人間」でもあるのです。


だから、私は「開業支援ができる」と言い切れます

開業は、形ではなく「想いと仕組みの掛け算」で決まると私は思っています。

▶ 想いだけでは足りない
▶ 仕組みだけでも続かない

私はこの両方を、ゼロから自分の手で築いてきたからこそ、支援ができます。

そして、「はじめまして」の方にこそ、
この道のりをきちんと知っていただきたいと思っています。

どうかこれからも、粉雪シフォンというブランドの中身にも、
耳を傾けていただけたら嬉しいです。