2022年最新情報 シフォンケーキを焼くのにふさわしいオーブン ガスオーブン 電気オーブン ビルトイン

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皆さんこんにちは。

米粉シフォンケーキ専門教室konayukiの粉雪シフォンマイスター直子です。

 

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「米粉で、こんなにくちどけの良いシフォンケーキは食べたことが無い」

と言ってもらえる、ノンオイル米粉シフォンケーキを作るための秘伝の技を

教室歴10年、小麦粉シフォンを含むシフォンケーキ研究歴12年の

探求心に溢れた講師が、一人一人に分かりやすくユーモアいっぱいに教えています。

 

粉雪のように、口の中でとろける触感が自慢です。

 

 

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シフォンケーキを焼くのにふさわしいオーブンは ガス、電気、ビルトイン どのオーブン?

今日は、粉雪シフォンで扱っている、米粉シフォンケーキを取り扱っている、私の個人的な見解を書いていきます。

 

粉雪シフォンはその名の通り、口の中でとろける食感&粉雪のようにくちどけが良い

のが売りです。

 

粉雪シフォンの特徴は

◎手外し不可能

◎口の中でとろけてしっとりふわじゅわ

◎ノンオイル

 

です。

 

 

もし、あなたの焼いているシフォンが

 

◎手外しタイプ

◎しっかりふわふわ

◎オイル使用

 

であれば、条件が合わない場合もあるので、あくまでも粉雪の主観だと思って頂けると幸いです。

 

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みなさんは、

 

「シフォンケーキはそこそこ奇麗に膨らむのに全体的な触感に不満がある」

「設定温度も気を付けているのに、いつも筒の周りの火どおりが悪く感じる」

「ふくらみも悪く、味わいは水分が多くてべチャッとしてしまう」

 

という現象に悩まれたことはありませんか?

 

今日は、そんな、焼き上がりの不満をお持ちの方に、オーブン選びのヒントと、今持っているオーブンとの向き合い方についてお知らせいたします。

 

 

これまで粉雪シフォンのシフォンケーキ教室では、対面レッスンからオンラインレッスンまで合わせると

 

かなり多くの方の焼いたシフォンケーキを見てきました。

 

その際、教室で使用しているオーブンとは違うものを使っている方がほとんど。

 

◎ガスオーブンの中でも、家庭用、業務用、ビルトイン

◎電気オーブンの中でも、パナソニック、東芝、シャープ、日立、バーミキュラ、そして業務用(一気に高額)

 

と、メーカーだけでなく機種も様々。

 

しかも、10年前のものを使っている人もいれば、最新機種に買い替えた人まで。

中には、昔ながらのビルトインタイプのものを愛用されている人もいます。

 

ですが、シフォンを教えている私が実際、一つ一つの機種について、試し焼きをしてきたわけではないのが現実です。

 

ですから、教室を始めたばかりの頃は

 

「レッスンではうまく焼けたのに、自分で焼いたら出来ない」

 

という生徒さんがいても、作り方を変えてもらうなどのアドバイスにまで至らず、結果的に

 

「自分は腕が悪い ・・・」

 

と感じてしまう事も実際にあったかもしれません。

その後

 

「シフォンケーキ作りは難しいです。私には無理でした・・・」

 

そのような気持ちで、練習をあきらめてほしくないという想いから、粉雪シフォンは、いつしか「単発レッスン」を一切なくし、

 

生徒さんの悩みをしばらく共有できるように、コース制へと仕組みを変えていきました。

 

メニューも、開業当初から12種類以上ありましたから、

 

「いろいろなフレーバーを楽しみながら、シフォン作りの練習を重ねて腕を上げよう!」

 

というメッセージを送ることも出来ました。

 

 

そしてそのやり方は、大正解でした!

 

特に、粉雪シフォンは、しっかり目のシフォンケーキを作るよりも難易度が高く、それが作れるようになった人の技術はとても高度であることが証明されてきました。

 

自分のものとして、作り方を守って忠実に作り込んできた人のシフォンのカット面は、そうでない人のカット面に比べて、明らかに違うからです。

 

 

キメが繊細に整っていて、見た目もほんとに美味しそうです。

 

これからシフォンケーキをしっかり焼きたい!一人工房でシフォンケーキを作りたいと思っている

 

粉雪シフォンカフェ講座で、とにかく私が見ているところは

 

「技術面」

 

です。

 

プレーンだろうとイチゴだろうと、ほうれん草だろうとチョコレートだろうと!

 

技術以外に難しいのは、生ものを扱う際の水分調整です。

 

ただ、今日はオーブンをテーマにしたいので、技術面と仕上がりについての内容に絞ります。

 

山のようにあるシフォンケーキ教室の中で、当教室(カフェ講座)が選ばれている理由

①手元を何度も見てもらいながら、自宅のオーブンで練習ができる事

 

粉雪の使っているオーブンは、家庭用リンナイガスオーブン(RMC-S12E-LP)←店舗購入

Panasonicビストロ(NE-CBSBS2700)←店舗購入

です。

 

そして、通信販売では、パワーの劣化が起きにくいと言われているガスオーブンを使用しています。

 

この、ガスと電気の違いだけでも正直、若干違ってます。

しかも、メニューによっても様々。

 

この一回のブログだけで、全ての情報や事象をお伝えすることはとても難しいので、今回は、おおよその機種の違いと、それぞれの対処法について、お話ししますね。

 

 

我が家のガスオーブン対策としては、画像のように、シフォンケーキ作りに大切な、下火の力を最大限にすべく、天板については、特注で銅板を使用しています。

 

そして、その下には、開閉時の庫内の温度を保つことを目的に、石を置いています。

 

ちなみにビストロの方も、特注の銅板は作ってますが、今のところ、付属の天板のみで水なし、スチーム無しで十分でした。

 

そしてどちらも、レッスンで両用していますが、これと言って、すっごく不便を感じることはありません。

 

ふくらみ方の個性、というのは、ビストロの方が、まんまるドームのように膨れるのが特徴です。

 

ガスだと無難な形にふくれるといった印象くらいです。

 

特に違いを感じたメニューは、レモンとクリームチーズ。

 

ガスで焼くと、それぞれが、あまり美しい形に膨らみ難いのに対し、ビストロはきれいなドーム型に膨れて確率高いのです。

 

ですから、ガスで焼く際には、型を置く位置を入り口側に近付けて、背後からの熱風に影響を受けない工夫をしています。

 

要は、メニューによる焼きの違いの特徴を把握し、それぞれの癖に応じて応急処置をしていくといったイメージですね。

 

 

要は・・・

 

自分のオーブンしか知らない人がアドバイスする事は、とっても危険?

 

だと思っています。

 

自分一人だけでなく、同じ目的を持った仲間の悩みを、いつも共有できる

 

この、同じ仲間との、焼き具合を共有できるということが、どれほど皆さんの実力をグングン伸ばせた事でしょう!

 

先ほども話をしたように、技術は添削指導によって、確実に身に付いてきたのに

 

どうしても、綺麗にふっくら焼ける人と、そうでない人の差が出てき始めます。

 

粉雪シフォンのカフェ講座では、まずは皆さん一斉に同じ技術を磨いてもらいます。

 

その時、まだまだ合格の域に達しない方が上手く焼けない場合は、技術取得がクリアできるまで一緒に課題を突き詰めていきます。

 

 

でもその方が、技術面がOKになってきたにもかかわらず、焼きあがりに満足いかない結果が続いた時には、明らかにオーブンを疑います。

 

実際、画面越しにその方の手つき、生地の状態の両方を見させてもらって、問題点が見つからなかった場合

 

期待通り仕上がる人と、そうでない人がいた場合、そうでなかった人なら、その方にはちゃんと実力があるので、がっかりする必要はありません。

 

オーブンが変われば、見違えるように美味しいシフォンケーキが焼けるようになる事が分かっているからです。

 

「本当に仕事にしたいと思う時まで、今のオーブンをしっかりと可愛がってあげてください」

 

と、私はアドバイスしています(^-^)

 

同じようにほめられた仲間が、上手く焼けている場合は、それが励みとなるのです。

 

その心理状態はおそらく

 

「同じように作れているのに、この人のシフォンはとっても綺麗!私にもできるはず!

出来ていない私も、きっとこの人のようになれるはず!」

 

と、希望を失わずに済むのです。

 

 

これがたった一人だけだった場合どうでしょう?

 

他に比べようがない状況ですから、前述したように

 

私の腕が悪いんだろうな。シフォン作りはホントに難しい

 

となるはずです。

 

教える方もひやひやします。

 

このような事例が積み 重なっていくからこそ、カフェ講座で受講された方で、しっかりと中身に関わった人は、いつしか

 

「自分でも、人に教える事が出来るような気がする」

 

と、新たな未来を夢見ることだって出来るのですね。

 

レシピ通り、指示通り作れているのに、出来上がったシフォンケーキに満足いかない理由

 

見た目はとっても綺麗で問題がないのに、食べたら水っぽくて先生のシフォンのしっとりとは違う
焼けた後、極端に焼き縮みする
そもそも膨らまない
上が焦げる、又は下に色が付かない
カット面がとてもべっちょりしている
カットした時、上部がいつも焼き縮みしている
お花が開いたように焼き上がり、型から上部がはみ出す
まるでヒョットコのような膨らみ方をする
と、こういった悩みが出てきます。

粉雪が、多くの事例を見てきて分かった事

 

カフェ講座1期~4期と開催してきて、私自身、本当に生徒さんと共に成長させて頂いたと思っています。
1期よりも2期、2期よりも3期、4期と回数を重ねていくうちに、何をどのように最初にお話ししておくと、皆さんに、より分かりやすく理解して頂けるのか?
一回でも二回でも、成功体験が増えるほど、楽しくレッスンの波に乗っていただけると思っています。
書きたいことは山のようにありますが、取り急ぎ今回は、それぞれのオーブンの癖と特徴、それに関するとっておきの対処法を最後お知らせして、終わりにしますね。

まず、リンナイガスオーブンと電気オーブンの特徴についてまとめますね。

☆リンナイガスオーブンについて

①家庭用ガスオーブン
家庭用ガスオーブンは、庫内が30センチ×30センチの正方形で大きめです。
パンを焼く人なら、2段焼きが可能で、一枚の天板に乗る数が増やせるのがうれしいところ。
シフォンも、17㎝であれば、2台焼きも可能です。
20㎝でも工夫次第で焼けなくもありません。(←ただし、焼成中は気が抜けません)
家庭用ガスp-分は、焼きムラが付きやすいオーブンので、途中で向きを変えるという手間は省けません。
火力は安定していますが、やや下火のパワーの弱さを感じさせるシーンが多く、教室では、特注で銅板を敷いています。
また、その下側に、石も敷くなどして、開閉時に温度が下がりにくくする工夫も行っています。
比較的乾燥気味に焼きあがる傾向にあるため、表面の焼き色を優しくする意図もあって
霧吹きではなく、水を容器に入れて焼くようにしています。
庫内が広い分、風力の影響も受けやすいようで、クリームチーズのように、生地が壊れやすいものを焼いた際に、横割れが起きやすいです。
また、粉雪シフォンの甘酒カップシフォンのように、繊細な生地の場合も、上面が暴れやすいです。
全体評価としては、なんだかんだ言っても、とても生地感が良くて、とにかくシフォンケーキが美味しい!
今では3台所有しているくらいのお気に入りです。
②業務用ガスオーブン
リンナイガスオーブンの製品は、型落ちというのが無く、ここ10年近く同じ商品しか出ていない所も信用性があります。
電気のように火力の劣化がないので、長年、火力を落とさずに安定した焼き加減を実現できます、これは、家庭用オーブンでも同じ。

業務用は家庭用と違い、天板のサイズが小さいけれど3段まで焼くことが出来、向きを変えたりしなくても、焼きムラができにくいことも◎◎

※オーブンの製造工程や、住居のガスの出方の違いで、例外はあるかもしれません。

シフォンケーキでも同じことが言えて、17㎝トールや20㎝なら、一段でしか焼けないにしても、焼きムラが出来ないのが自慢ですね。
業務用ガスオーブンで悩みがある人の話を聞いたことがないくらいです。
家に置ける環境があるのなら、ぜひ選んで間違いがない商品だと思っています。
実は我が家の厨房にも、業務用を一番に希望したのですが、厨房の天井が低いという事で断念しました!
という事ですので、ガスが通せて奥行きや上部にゆとりさえあるのでしたら、一番お勧めしたいです!

☆電気オーブンについて

こちらは沢山ありすぎて、個別に話すと長くなってしまいそうです。
要点を絞ってお知らせしますね。
まず、結論から言うと、今の時代のおススメオーブンは
ズバリ!
石窯オーブン最上位機種です!
その次にビストロ最上位機種!
そしてその次がシャープRE-SS10✨
シャープRE-SS10が、意外でしょ?
こちら、カフェ講座の生徒さんの中でもたまたま使っている方々が、全員うまく焼けます。
そして私の生徒さんの中でも、補助で買ったシャープのが
本命の業務用電気オーブンよりも使いやすいんです!
って、少々嘆かれているのです。
電気オーブンの業務用って・・・
皆さん知ってますか。
む~っちゃ高いんです?
プロのパティシエや、ケーキ屋さんなのでは多くの方が使われているようなのですが、もしかしたら個人でシフォンケーキを扱うには、予熱の長さや火力調整に、少々不便も多いようです。
また、ひとり工房に、30万~50万までかけて開業する方は、稀?
という事もあり、今日は一般的な家庭用オーブンについて深掘りします。
先ほど、お勧めのオーブンについてはお知らせしたのですが、逆に、上手く焼けない確率が高い機種についてもお知らせしておきます。
①HITACHI(というメーカーのもの)
②シャープ以外で1段焼きの4万以下のオーブン
③ビルトインタイプ(ガス、電気両方)
こちらの2つのオーブンを昔から使われている方の多くは、シフォン作りで頭を抱える割合が、かなり高いです。
今から選ぶというよりは、今、既に持たれている方ですね。
冒頭にお話しした、脹れない、腰折れしやすい、焼いた後縮む、お花開く、水っぽい
と言った、テンションが落ちてしまいそうな結果になりやすいのです。
ビルトインと、HITACHIの古いタイプは似た傾向にあり、なぜか水分の逃げ道を失う性質があるようで、(きっと火力と風向きの問題)
思った以上に水分が抜け切れないカット面になってしまいます。
いずれにせよ、焼いてみなければ、生徒さんがお持ちのオーブンの癖が分からないのが現実です。
ですので、そのうまくいかない謎が解けるまで、個別に応じたアドバイスをさせていていただいています。
何度も言いますが、私が見ているのは、技術!!
これさえできるようになれば、今のオーブンを適したものに買い替えたときには、新品で大成功シフォンが焼ける自分に生まれ変われるのですから
今お持ちのオーブンが上記のものであっても、シフォン作りを絶対に諦めないでくださいね!!
そんな中、一人の救世主が現れました。
これは、カフェ講座3期生の生徒(N)さんから
「筒の周りがどうしても水っぽく感じるので、石を天板の上に乗せて焼いたらうまく焼けるようになりました!」
とお喜びの声を頂くことが出来たのです。
その時、同じく焼き上がりが水っぽくなるという生徒さんにも、同様の方法で焼いてみてもらったところ、全員、今までよりも改善されたのです!
これは本当に、シフォンケーキを焼いてきた歴史を刻んだともいえる事象でした。
私は、天板の下に置く工夫は、これまでしてきましたが、それを天板の上に置くという斬新なアイデア♪
この事実は、講座の生徒さんの救世主となったことで、私はNさんには、レシピのお礼をさせていただきました♪
本当に素晴らしい発見だったからですね!
Nさん!
改めてお礼を申し上げます。
Nさんの発明は、これからも多くの古いオーブン使用中の迷える子羊さんたちの救世主となる事でしょう。
このような事象を抱えながらも、今期また、5期生の募集も始めています。
講座の中ではさらに具体的に、個人のお悩みに落とし込んでお伝えしていきますね。
さらなる進展を遂げた今、粉雪シフォンの作り手、日本中で募集中です。
現在募集中の講座はこちら
◆カフェ講座単体 → 
◆カフェ講座と本気の開業準備(夢サロン) → 

 

◆現在カフェ講座を受けた方の中で、開業準備夢サロンにもご興味のある方はこちら。

※お値段については、お申込みの時期により、カフェ講座割もございます。

お気軽にお問い合わせくださいね。

次回夢サロンの開始は、2023年4月スタートです。→ 

 

 

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