レシピは、誰のもの?
シフォンケーキを通して、
「真の創作」を伝えてきました。
真の創作とは、「見える部分」を極めた先にある、
「見えない部分」の存在。
積み重ねた苦労だったり
何度も流した涙だったり
出来上がったときの歓喜だったり
誰かの笑顔を想って
手を動かした記憶だったり。
カタチにする過程で
「心を伝え、命を吹き込む」
これこそが、
konayukiで伝えたい
「真の創作」なのです。
私の創作の力は、
決して私ひとりのものではありません。
幼いころ、
何かを夢中で作っている私を、邪魔せずに見守ってくれた両親。
保育士として働いていた頃は、
型にとらわれず自由に表現する子どもたちと一緒に
創作を楽しんだ、その思い出。
そんな人生の歴史の積み重ねが、
今の私の「創作の力」の土台です。
だから私は、私の力を
「授かったもの」だと思っています。
けれど、だからこそ、私はとても悔しかったんです。
私につながるすべての環境、
すべての人たちが与えてくれたこの「創作の力」と、
そこから生まれたkonayukiのシフォンケーキのレシピを・・・
大切に扱ってもらえないこと。
奪うように、こっそりと、仕事に使っている方だったり、
いつの間にか「他人の名前のラベル」を貼られて広まったり、
自分ではない名前で語られていくレシピたち。
与えていただいたものだからこそ、
そのたびに、胸の奥がぎゅっと痛みました。
なぜ人は、誰かから頂いたものを
「自分のもの」として扱ってしまうのでしょうか。
それは、感謝や敬意、
そして「畏れ(おそれ)」を
忘れてしまうからだと思います。
本来、創作とは「奪う」ことではなく
「共創する」こと。
誰かの想いを受け取り、
自分の経験を通して、
世界へ繋いでいく。
それが「真の創作」の循環です。
私は、このkonayukiシフォンを通して、
レシピを奪い合うような競争の世界ではなく、
お互いを尊重しながら、
自分の人生を生きる人たちが輝ける場所をつくっていきたい。
誰かの挑戦が、誰かの勇気になる。
そんな「温かい共創」の輪を広げていきたいと思っています。
まもなく、その取り組みを、
新しい形で皆さんにお伝えいたします。
楽しみにお待ちください♪
