米粉シフォン開業の一歩|スタート資料をお届けしました! 粉雪シフォンパートナー

粉雪シフォンの日常

こんにちは。

米粉・お米シフォンケーキのkonayuki 直子です。

スイーツショップの開業支援・独立のサポートをしながら、全国にグルテンフリーのふわじゅわオリジナルシフォンを届けています。

わたしが大切にしているのは「カタチを超えた真の創作を伝えたい」という想い。

この想いに共感し、konayukiシフォンを愛してくださる方の夢の後押しをしています!

今日お届けするテーマは「レシピ以上に大切なもの」について。

どうぞ、ゆっくりと読んでいってくださいね❅*

九月の募集がひと段落し、今日、生徒さんのもとへ「温度管理表」と「虎の巻シート(失敗を防ぐコツを一枚にまとめた表)」を含んだスタート資料をお送りしました。

封を閉じる手が、いつもと少し違いました。
これはレッスンの始まりというより、人生の伴走の瞬間だと感じたからです。

粉雪シフォンは「作れるようになったら終わり」の教室ではなく、開業まで、そして開業後もしっかり支える学校であると、改めて腹の底から決めたからです。


なぜ、気持ちが違ったのか

私は、グルテンフリーで油を使わないシフォンの先駆けとして、ふわじゅわの食感を追いかけてきました。
自宅の台所でノートと温度計を手に、何度も焼き直し。

失敗と発見の繰り返しの先に、ようやく出会えた唯一無二の配合です。

教室の土台も、10年以上の教室歴を通じ、試行錯誤を積み重ねて育ててきました。


けれど、その道には悔しい経験もありました。

学んだ方が正々堂々と安心して技術を使えるように。これから入る仲間の努力がきちんと守られるように。粉雪は「レシピの使い方の約束」を正式に整えました。

ルールがあるからこそ優しくなれる。

守り合うからこそ安心して笑える。


粉雪の仕組みは、人を縛るものではなく「未来を守るもの」だと。


「集客数」より「合意」を大切にした募集

今回の募集では、数を追うのはやめました。


入会前に理念をお伝えし、「うんうん、それいいですね」と共感してくださる方にだけお申し込みをお願いしました。

結果は、想像以上。
人数よりも「心の合意」を大切にしたからこそ、出会いたかった方々に集まっていただけました。


数字ばかりを追っていた頃よりも、ずっと大きな成果に。
質に向き合えば、結果はあとから追いかけてくる。その確かさを、胸いっぱいに感じました。


スタート資料に込めたもの

最初にお届けするのは、粉雪シフォンの要。

これは粉雪シフォンのレシピだけに特化した唯一無二の見取り図。

  • 温度と工程の見取り図

  • つまずきを防ぐチェックシート
  • 台所で迷ったときに寄り添う短い動画

どれも「小さな成功を積み重ねる」ためのポイントです。

私がしふぉんつくりを始めた2010年から培ってきた室温と卵白の温度の関係を一覧にしたものです。

温度管理表は、私が2010年にシフォン作りを始めて以来、長年の経験をもとに作り上げた完全オリジナルです。


年間を通じて室温の変化が仕上がりにどう影響するかを記録・整理し、数字としてまとめたものになります。


一般的なシフォンケーキでは、ここまで繊細な温度調整は必要ありません。これは、粉雪シフォンだからこそ生まれた独自の「温度管理表」 です。

さらに、「虎の巻シート」も同封しています。
複雑な工程をイラスト形式で分かりやすくまとめたもので、こちらも粉雪シフォンならではの工程表です。


似せることと、まねることの違い

お菓子作りは、誰かに影響を受けることは学びです。

けれど、出所を明らかにせずそのまま写すことは学びではありません。

粉雪が大切にしているのは、

  • 出所を明らかにすること
  • 敬意を持つこと
  • 人を裏切らないこと

この3つです。

これを守れば、胸を張って技術を渡せます。
曖昧にすれば、全員の足元が崩れてしまう。だからこそ「優しさと厳しさ」をいつも両手に抱えています。


粉雪の仕組みは誰かを締め出すためのものではない

粉雪シフォンの制度は、誰かを締め出すためのものではありません。
むしろ

「学んだ技術を安心して使えるように」

「これから入る仲間の努力が守られるように」

整えた仕組みです。

大切にしたいのは互いに信頼できる関係です。
だからこそ、共に歩む方には約束を明確にし、その中で安心して成長していただきたいと考えています。


今回の募集で見えた希望

申込フォームには、さまざまな声が寄せられました。

  • 「体に優しいお菓子で独立したい」
  • 「子育てや介護が一段落したから、これからは自分の時間を楽しみたい」
  • 「地元の食材、お米を生かして唯一の味を作りたい」

共通していたのは、誰かを想うやさしさと、人生をあきらめない心でした。

ふわじゅわの甘さは、口に入れた瞬間、思わず笑顔になる「小さな幸せ」です。
 地域の素材を重ねれば、ふるさとの景色まで立ち上がる。

そうやって育ててきた繰り返しが、最終的に「味」になります。


これからの投資と約束

「今回の説明会で、もし共感してくださる方が10名いたら、成功」
そう決めて臨んだ今回、無事に目標を達成しました。

この成果は、教材の充実と伴走の質に還元していきます。

  • 資料や動画は、さらに分かりやすく
  • 開業研修は、もっと現場で役立つ実践の学びを。
  • 小さな迷いもすぐにほどける伴走体制を。

教える私たちも学び続け、どこにもない「寄り添いとクオリティ」を磨きます。


粉雪は、生徒さんの「活動内容や数字」ではなく「人」となりを見ます。
けれど「人」を見れば、不思議と数字もあとからついてくる。

今回の結果が、その証です。


最後に

封を閉じた資料を、窓辺の光にかざしました。名前の数だけ、未来の物語があります。
焦らず、でも止まらず。小さなステップを軽やかに踏みながら。気づけばそれが道になっていきます。

これからの粉雪シフォンを、どうか楽しみにしていてください。


開業はゴールではなく、新しいスタート。


あなたが焼いた一本が、誰かの心をやさしく揺らし、日常をちょっと明るくしていきます。
私は、その瞬間まで伴走し続けます。

次の開催はまだ確定ではありませんが、お知らせは、Instagramや公式LINEで。
あなたももし、自分らしい一歩を探しているなら、粉雪の扉をノックしてみてください。きっとそこに、仲間と未来があります。