シフォン21(シフォンナイフ)で知られるスノーカフェさんが遥々、粉雪へ車を走らせお越しくださいました。

粉雪シフォンの教室について 米粉シフォンケーキ教室

3月14日(土)は、記念すべき日となりました!(動画を下部に添付しています)

 

粉雪のレッスン日に合わせて、

スノーカフェ オーナーの渡辺さんが車を走らせて、福井県から遥々粉雪へいらっしゃいました。

 

スノーカフェさんと言えば、Instagramをしていて、シフォンケーキを焼かれている方なら、ほとんどの方がご存じでなないでしょうか?

シフォン21を使って型を抜いたシフォンケーキが、つやつやで素晴らしい画像で有名なので♪

 

私も、スノーカフェさんを知ったのは2017年の11月ごろ。

当初は小麦粉シフォンケーキに夢中の頃で、きれいな型外しを求めていた時期でした。

情報を知ったころには、ほぼ迷う間もなく、購入に至りました。

 

そして、購入後しばらくは、型外しブルーに陥っていたことも・・・。

 

刃が、きちっとしている分、一か所間違えたら全面が痛々しい出来栄えになるんですよね。

チカラが入りすぎると、スパイラルな筋がずら~っと並んでしまったり・・。

型外しブルーになってからは、元々持っていたプラスチックの物に戻ってみたりと、迷う期間がありました。

 

そんなこんなしながらも、宝の持ち腐れをしておくのが嫌で、自力で何度か練習を重ねていくと、ある時突然コツがつかめ、上手になってきたんです。

結局、使いこなせるようになったのは購入後しばらくしてからだと思います。

 

上手く切れるようになった、とInstagramでつぶやくと、必ずスノーカフェさんクラシモンズさん

「素晴らしい!」

「きれいですね」

等とコメント下さるという、親切でご丁寧な方々だと 思っておりましたよ♪

 

その頃のスノーカフェさんの認知度からいうと、きっと今は日本中のシフォン情熱が高い方の手に行き届いているんじゃないかと察します。

 

なによりスタイリッシュ!

 

粉雪でも、大半の生徒さんが、自分でスノーカフェさんのシフォンナイフを購入されました。

 

という流れからですから、スノーカフェさんのご来店は、ちょっとちょっと、普通ではありませんでした。

 

最初のオファーは

 

「レッスン日はいつでしょうか。参加したいのですが」と・・・

 

「え?私がレッスンするって? あのスノーカフェさんに? どのような意味あって、参加をされるのだろう?」

と、思うと最初は返答に困りました。

 

ですが、いらっしゃる理由を伺うと、

「シフォン21を通して、全国にシフォン21の輪を広げたい」

「シフォン21の正しい使い方を直接お伝えしたい」

「先生の教え方も参考にしたい。」

というのが本当のお気持ちだとわかりました。

 

ですから、今回は、私もイレギュラーなご参加ということでお引き受けすることになりました!

 

ここで考えた事。

 

イレギュラーどころか、せっかくのこの機会を、イベント的レッスンということで、私が教えるではなくて、生徒さんにも一緒に楽しんで勉強して頂く日にしよう!

 

とうことにしました。

ですからスノーカフェさんにも

 

「この日は、私とスノーカフェさんは、フェアプレイで行きましょう」

 

とお伝えし、目的を明白にしてレッスンをスタートしました。

 

今回はコロナの影響で不参加になってしまった生徒さんもいらっしゃったのですが、レッスン外の時間の合う生徒さんにはご参加いただき、スノーカフェさんの型抜きや生地の混ぜ方などもデモンストレーションして頂くということに♪

 

ご参加の生徒さんには、いったん粉雪のレッスン通りに作っていただき、2回目はスノーカフェさんにバトンタッチ!

 

さて、どちらの生地が作りやすく、結果的に美味しくなるのか♪

なので私にとっては、超~超~楽しみな一日となりました!

 

そしてそして・・・

衝撃的な結果が起こってしまいました?

 

実は、今月のメニュー

「ブロッコリー」と「国産レモン」のシフォンケーキは、きっと12か月のレッスンの中で一番、難易度が高いんですよね。

レモンは、砂糖が少なめということもあり、これまでのやり方だと卵白がボソッとなりやすく

ブロッコリーは合わせたとたんにどんどんつぶれていきます。

まるでチョコレート並み。

 

だから、いつもの回数やスピードをとことん変えてやってたんです。

混ぜながら、

「いつもと違うよね」

ってことに気づいてもらい、こんな生地の場合には、いつものペースをアップさせるという対処法で・・。

それでも最後のほうはどうしてもボソッとなりがちに!

 

ですが、食べたらとっても美味しいので、それを完成品として進めてきました。

 

ですが!!!

 

この度 私はカルチャーショックを受けてしまいました!

 

レモンと蜂蜜が多めの卵黄生地と合わせたときに、酸が邪魔をして、卵白がある程度ぼそぼそしてしまうことは、仕方がない事だと諦めていた矢先・・・・

渡辺さんが泡立てた卵白だと、その生地に合わせても、全くぼそぼそにならなかったんです!

 

「えっ!やば~い、大変!・・これは、もしかして、粉雪の歴史が変わる!?」

 

と、私は一人で大騒ぎしてしまいました(笑)

そのほかのレシピでは出来ていたことが、なぜかレモンだけは不可能だったからです。

 

生地がオーブンに入っていくときに、

「この子はおいしい子」

とか、

「ちょっとおいしくない子」

かが分かる私は、渡辺さんの生地がオーブンに入っていく瞬間に

「おいしい子に間違いない!」

と叫びました。

 

案の定・・

試食タイムで食べ比べをし、その違いが明白になりました。

ボソッとなってしまうレモンも、比べなければ美味しいのです!

が、上手くいったレモンは舌触りが全然違う!

 

表現のお上手な生徒さんのコメント・・・

 

「こっちは木綿豆腐で、こっちは絹豆腐です」・・・と。

 

とほ~っ?

すっかり脱帽の粉雪!

 

スノーカフェのオーナー渡辺さんは、ブログからもわかるように、かなりの理系男子。

シフォンケーキを、いつも科学的観点から模索して、その都度、変化を研究されている方なんですよね。

伺っていると、目からうろこ知識が次から次へと!尊敬!

 

文章も一見、男性とは思えないような繊細な内容で、とことん突き詰める様子を刻々と記載されています。

いや~、この日は、そんな渡辺さんの科学的観点からの貴重なお話もたっぷりたっぷり伺うことが出来て、情熱と感覚だけで突き進んできた私には、カルチャーショック&感動的な一日となりました!

 

どちらにしても、その手法も、見極めが出来なけば 後がないので、その見極めの部分も、今後の生徒さんすべてにお伝えできるよう、邁進します!

 

もう一段階 成長する粉雪をお楽しみにしておいてください♡

12か月24種類のシフォンケーキを扱う粉雪シフォンは、さらにさらに作りやすく成長しますね。

 

今日から私は、また「生地作りマニア」に戻ることでしょう・・。

 

渡辺さん、ありがとうございました!

スノーカフェさんの神の手により、新たな粉雪シフォンが誕生します!

 

3月後半の生徒さんからは、粉雪の作り方が一部変わります。

今までよりさらに楽に、美味しく♡ 失敗しらずに♡

 

美味しくなるのなら、絶対やらなければならない、と体が反応しましたので・・。

 

今日は、文章に力が入りまして、長文になってしまいましたが、今日は本当に身も心も刺激いっぱいで、楽しく充実した1日となりました。

 

ディプロマを取得の生徒さんの頑張りに向けても、ご自身の経験を元に、コンサル並みの力説を唱えて下さり、皆さん時間などすっかり忘れてしまうほどでした。

 

県外からお越しの生徒さんも、真っ暗の夜道をお帰り頂くことに。

この日はなんと、16時から18時までの予定の座談会が、20時までノンストップで、素晴らしいお話の中、むりやり幕を閉じた形となりました。

 

いや~久々に、生きてて良かったと実感しました!

2階で、おなかをすかせたわが子たちが下りてきて

「飢え死にするじゃないか」

と(笑)

 

「ごめんごめん、そうそうないイベントだったから簡便勘弁」

って誤りました(笑)

 

追伸♪

後日、神の手スノーカフェさんに、お持ち帰りいただいたレモンシフォンケーキのご感想を伺ったところ、このようなご返答を頂けました。

ダブル嬉しいコメントでした!

もう頑張るほか、ありませんね。

人を感動させることが出来る米粉シフォンケーキ。

常にこれをモットーに、これからも頑張りますね♪

スノーカフェさんのご紹介とレッスン風景はこちら → ★

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