失敗したメレンゲは元に戻せない!メレンゲ失敗の意外な原因はホイッパーかも?泡立ての見極めを見誤る落とし穴・・

粉雪シフォン成功の豆知識

さて、皆さんが使っているホイッパーってどんなホイッパーでしょうか?

ホイッパーを1度も使わないでシフォンケーキのメレンゲを泡立てている方はいらっしゃいますか?

 

粉雪は、メレンゲの最終的な泡立ての締めには、必ずホイッパーが登場します。

とはいっても、10年ぐらい前までは使っていませんでしたから、大きな顔はできませんけどね♪

 

やはり、ホイッパーを使わずに、メレンゲの最終的な仕上がりを見ることは不可能だと思っています。

 

最後には、機械持ちではない自分の手で、丁寧に泡を締めて、キメを整えてあげる必要があります。

ハンドミキサーでも、最初から最後まで高速のままで作ってしまうと、なんとも雑な仕上がりのメレンゲが出来てしまいますからね。

低速に、最後は落としますが、さらに手の感覚でも泡のキメをしっかりと整えます。

 

さて、その、メレンゲの命のつながりを保つ役割であるホイッパーについてお話ししたいと思います。

 

先日、オンラインの生徒さんより、あまり聞いたことのないご相談メールがありました。

 

「新たに買いなおしたホイッパーが取っ手が太くてすごく混ぜにくいのです。うまく使いこなせるようになりますかね?」

 

と心配のメールが・・

 

そう、実はこうなったのは成り行きがあります。

それは、生徒さんの手元動画を拝見した際に、なんとも頼りないホイッパーでメレンゲの見極めを一生懸命繰り返されていたんです。

 

何度確認しようとも、メレンゲは持ち上がらないし、持ち上がっても角を立てることが出来ず、その工程に時間を取りすぎて,

私には、メレンゲの温度が上がってしまう事の方が心配で心配でソワソワしてしまったんです。

 

「そのホイッパーは、ワイヤーは何本ですか?」

「ワイヤーは10本です」

 

長さは問題ないのですが、ワイヤーの本数に問題がありました。

 

要は、スカスカのホイッパーで今まで頑張ってくださっていたんですね?

ですので、まずはホイッパーを製菓用のに変えていただく事をお願いしてみました。

 

生徒さんはすぐに買いなおしにご自身でネット購入してくださったのですが、製菓用なら大丈夫と疑う余地はなかったはずですね。

ですが、たまたま購入されたホイッパーはこちらの本格的なものでした。

 

そのホイッパーはこちらです。(生徒さんからのご相談のきっかけになった画像です)↓

 

 

 

近くに製菓店が無くて、すぐに新調したいときにはつい、ネットショッピングしますよね。(私もです)

私も最初にい色々道具をそろえたころは、何の情報も得られず、ボウルなど無駄買いして高額な無駄使いをしたこともありました。

 

今回は、まさかのホイッパーで、予期せぬお品に出会うとは、思いもしませんでしたが、もしかしたら似たようなお買い物をして、使いにくい想いをする人が一人でも減ることを願い、こちらの話題をあげさせていただきました。

 

ホイッパーのワイヤーは、16本のが、シフォンケーキには使いやすいです。

 

欲を言えば、ボウルのサイズに合ったホイッパーサイズを使うことをお勧めしたいですが、何分製菓用は、お安いお買い物ではないので、

どこまで本格的にされたいか、で、ひとそれぞれのご判断にはなりますね。

 

ですが、ホイッパーは、16本以下の物では、一番大切なメレンゲの見極めを見誤ってしまってもったいないです。

 

作り直すエネルギーを思えば、少しの事であれば、道具でお金をかけて、ストレスをためないでいる方が幸せのような気がします。

 

話をまとめますと、17㎝サイズのシフォンケーキ作りにふさわしいホイッパーのサイズは、長さ25~26㎝、

ワイヤーの本数は8本(数えてみたら16本)

がお勧めなのです。

 

これから道具をそろえるかた、今、お困りの方は、是非ご参考になさってくださいね。

 

また後日、粉雪使用のホイッパーを動画でもご紹介しますね♪

コメント