6年間、ずっと一緒に過ごしてきた次男が、ついに独立します。
旅立ち前日の今日。
気づいたら、周りの目も気にせず、
涙が止まらなくなっていました。
自分でも驚くくらい、感情があふれてしまって。
「6年って、こんなに重い時間だったんだな」と、
あらためて感じた瞬間でした。
6年間という時間
今日は、3人いる子供のうちの末っ子。
次男の大学の卒業式でした。
11年前に長男が独立。
6年前、長女が大阪へ。
そこから、次男と2人暮らしの生活が始まりました。
本気で起業すると決めた頃
ちょうどその頃、私は
本気で起業すると決めて、走り出した時期でもありました。
息子の一言
大学受験の頃。
勉強に疲れて、心が折れそうになっていた時、
次男がぽつりと聞いてきたんです。
「いつまで仕事しよるん?」
「どうしたら、そんなに頑張れるん?」
私はこう答えました。
「叶えたい未来があるからだよ」
すると彼は
「叶えたい未来か…」
そう言って、自分の部屋に戻り、
また机に向かい始めたんです。
見守るしかできなかった母
あの頃の私は、
「いい母親」ではなかったと思います。
心のケアのための努力や
寄り添ってあげる余裕も、正直なかった。
できたことは、ただ一つ。
「見守ること」
そして、言い続けていた言葉。
「落ちてもいいじゃない」
「人生は何度でもやり直せる」
「ママがそれを証明してるでしょ」
それだけでした。
それでも掴み取った合格
当時の次男は、決して優秀な成績ではありませんでした。
最後の面談では、担任の先生から
「頼むから、どこか受かってくれ…」
と言われるほど。
でも——
そこから、自分の力で踏ん張った。
そして、地元の県立大学に合格。
実家の両親もみんなで、声をあげて喜びました。
子供に見せるべきもの
私はこの時、強く思ったんです。
子供のために、自分を犠牲にすることが
必ずしも正解ではない。
それよりも——
自分の夢をあきらめずに、
本気で生きる姿を見せること。
それが、子供の力を引き出す。
私はそう確信しました。
親子ではなく「相棒」
この6年間。
私たちは、親子というより
「相棒」のような関係だったと思います。
「お前さあ」なんて言われることもありました(笑)
でもそれも、遠慮のない関係だった証。
私の子育てのスタンス
私は母親として、完璧ではなかった。
むしろ、かなり自由だったと思います。
「ご飯?自分でどうぞ」
「ママも自分の人生をやるから」
そんなことを、普通に言う母親です。
見えない価値を伝える
その代わり、ひとつだけ大事にしていたことがあります。
それは
「人としてどう生きるか」
家政婦さんをお願いした時も、次男に伝えました。
「これは逃げじゃない」
「ママが夢を叶えるための選択だよ」
そしてこうも言いました。
「将来、誰かがご飯を作ってくれたら
必ず、ありがとう。って言いなさい」
「それは当たり前じゃないから」
時間も、労力も、愛情も。
「見えない価値」を大切にできる人になってほしい。
そう思って伝えてきました。
旅立ちの日
そんな次男が、今日、旅立ちます。
得意だったブレイクダンス。
卒業の寄せ書きには、その姿を褒める言葉がたくさん並んでいました。
「自分の強みをちゃんと持っている」
それだけで、人はちゃんと愛される。
それを証明してくれたように思います。
これからの私
少し寂しいです。
正直に言うと、かなり寂しい。
でも同時に、すごく楽しみでもあります。
これからどんな人間になっていくのか。
どんな人生を選ぶのか。
私はこれからも、岡山で挑戦を続けます。
そして——
自分の人生を本気で生きる背中を、
これからも見せ続けたいと思っています。
子育てと仕事
子育てと、仕事。
どちらかを諦めるのではなく、
どちらも大切にする生き方。
それを、私はこれからも選び続けます。
次男へ
東京に行っても大丈夫。
あなたはもう、自分の力で歩ける人間です。
でも、いつでも帰ってきていい。
ここには、あなたの居場所があるから。
6年間、本当に楽しかったよ。
ずっと、仲良くしてくれてありがとう!
そして——
いってらっしゃい。

この生き方を伝えています
私は、この生き方を講座でも伝えています。
シフォンケーキを教えているようで、
本当に伝えているのは
「人生の立て直し方」です。
今の人生を変えたいと思っている方へ。
私は、その一歩を一緒に作っています。

