娘の卒業式・・・涙腺がずいぶん弱くなってしまった私。

粉雪シフォンの日常

今日は娘の高校三年生の卒業式でした。

コロナの影響を受け、吹奏楽部による演出もなく、いつもとは簡素化された卒業式だったようですが、厳粛な雰囲気の中、私には、これまでの3人の卒業式の中で一番、心に残る卒業式でした。

 

何より卒業式に参加できてよかった。

それにしても・・・なぜでしょうか。

今回だけは、式の間からずっと、ありったけの涙があふれ、こうして文字を打とうとするだけで涙が次から次へと流れてくるんです。

 

娘の事が心配なのか、と聞かれたら、そんなこともないんです。

きっと、諦めず頑張れる子だ、と思っているからです。

 

一人暮らしを始めるから?

結局はそうなのかもしれません。

 

一人暮らしを決断した当初は、私の時も同時期から田舎を出て、一人暮らしをしてきたし、そうやって本当に、自分だけで生活してきて、いろいろな場面で自立してきました。

 

きっと、娘にも出来る。

親元で甘えていることよりも、一人になっても、人間的にたくましく生きて欲しい。

 

そんな思いから、当初は一人暮らしなんか、当たり前だと思っていたぐらいでした。

 

長男の一人暮らしの時には、普通の事、と思い涙を流すこともなかったのに。

 

涙が出るときに頭をよぎる娘の姿、それは、娘はいつも寡黙だったこと。

その姿がやけに愛おしい。

 

長男や次男のように、思ったことをポンポン口に出さない子でした。

反抗期も、緩やかで静かなる反抗期。

「お取り扱いにはご注意を・・・」

という状態でした。

 

ですが、教室で渡された手紙の中に書いてあったこと・・・これはもう致命的(涙)

絶対に幸せでいて欲しい。

良い人に恵まれ、娘の力を十分に発揮できる環境であってほしい。

もう、目が開けていられないぐらい涙が止まらないですよ。

 

自分の良いところを隠したりしないで、笑顔を出し惜しみせず出し切ってね。

自信をもって、前へ進んでね。

自分がしたいように生きていこうね。

 

今日は、式場内は撮影禁止だったり、終わった後はゆっくり記念撮影もできなかったけど

教室で唯一撮れた写真が一生の宝物になりそうです。

 

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