みなさんこんにちは。
米粉シフォンケーキ専門教室konayukiの 粉雪シフォンマイスター直子です。
粉雪シフォンは、まだまだ短期集中は盛り上がっています。
今日から、ニューフェイスな生徒さんによる、新たな出発が始まりました!
まだまだ続く! 本気で学ぶ短期集中レッスン 今回は3泊4日の粉雪シフォン修行。
今回ご参加の生徒さんのご受講理由は?
◎お肌や体に負担の少ないケーキを作りたい
◎そんなケーキを、いつか自分の夢につなげたい
というもの。
彼女は、一人旅もお好きだそうで、目標を決めたら一目散に行動に移す大変な馬力のあるタイプだそう。
かわいらしい見た目とのギャップに驚かされました。
シフォンの味の好みについても、む~っちゃ細かくて、有名所のシフォンは全て、口にした、という方!
好みの味で、未来の願いが叶えられるよう、まずは作れるようにならなきゃですね♪
初めてのお教室で、オンラインは自信が無いから、ここは腹くくって!一気に覚えたいから、泊まり込みで短期集中レッスン
生徒さんは、とっても身体ケアに気を使っている、健康志向な生徒さん。
食べるものや、肌につけるものなど、すごく気を使われているんですよ。
その様子は、本当に自分自身を大切にしているんだなあ!っていう印象です。
おっしゃる通り、お肌もつやっつや✨
シフォン経験もまだ浅いという彼女が、どこまで成長できるか、とっても楽しみです!
グルテンを抜いた、食への関心が影響し、粉雪シフォンが米粉を使うこと、しかもノンオイルでもいける、という事に共感してくださいました。
野菜や果物を使って、食後にずっしりお腹に来る胸やけ(油)を気にせず食べられる米粉シフォンケーキ作りを楽しみにして来てくださいました。
期待に応えられるように、今回も全力投球だ!!
と、覚悟の初日でした~✨
さて、生徒さんがリクエストした、初日のメニューは
◎にんじん
その前に、まずはプレーンでしっかりと時間をかけて、知識入れ。
そのあとのレッスンシフォンは、まず成功”!!
柔らかめプレーンの気を付けるべき、焼き上がりの見極めもお伝え。
全ての情報が、未体験で、とても学びの深い初日となりすよ♪
焼き上がりも、良い感じにできましたね!?
今回にんじんは、じつはリベンジ2回目で成功。
なんと、画像の生徒さんのシフォン型は、17㎝トールではなく18㎝トールなのだとか!
購入しているサイトも、粉雪が道具としては、あまり利用したことが無かった「馬島屋」さんの型だそうです。
ちょっと下側が平らなだけだと思って、生地量そのままでやってもらったら、あれまあれま、生地量足りまへんがな?
型の半分ぐらいになっちゃって、大打撃!!
ということで、次の日もう一度、生地量見直して、リベンジ!
そしたら、こうなった?
ほ~よかった!!
最初はみんな、不安いっぱいで、粉雪の門の扉を開けて下さったと思うんですよね。
生徒さんだって、片道4時間近くかけて、泊まり込み してまで挑む気持ちって、絶対そんなに軽い気持ちでは無理だと思っています。
なので、今回のような、あきらかに普通ではないハプニングがあった時には、納得いくまで突き詰めます。
生徒さんは
「生地量増えた分、お支払いします」
と言って下さいましたが、今回は、私も18㎝型です、と聞いていたにもかかわらず、容量がここまで違ってくることは想像もできていなかったことは、こちらの責任でもありますから、今回は大丈夫、必要ありませんとお伝えしました。
今後、同じことを繰り返さないためにも、17㎝のシフォントール型(浅井商店)と、18㎝トール型(馬島屋)の容量の違いを把握することが、今回の課題だと思いました。
プレーンは17㎝トール型だったので良かったのですが、18㎝トール型は、そのサイズ感もほんと、違っていましたからね~(゜゜)
本当に良い勉強になりました。
しかも、18㎝トールは、形が思い切り、寸胴タイプ。
ということは、カットからの個包装がしやすいメリットと、個包装の形も長方形に近くなるので、梱包もしやすいのではないか?という事もわかりました。
でもね~
正直言うと、20㎝型があれば、それでいいんちゃうか?
というのが私の結論!
だって、材料は、20㎝型のサイズでちょうど良かったんですから・・・
それにしても、不思議。
18㎝のずん胴型と、一般的な20㎝の型の配合が同じって・・・
一般的な20㎝型は、多少なりとも下側が狭い分、18㎝トールの、ずん胴型と、ほぼ同量っていうイメージですかね。
シフォンケーキ作りは、ほぼ我流。でもこの作り方、味って正解なのか分からない。ノウハウ知らないから自信が持てない。
そのように思って、なかなか前に進めない人を多く見かけます。
色々なレシピや動画、先生ごとに違う配合の差に、頭の中は情報が入り混じってしまって、シフォン作りながら、いろんな技が入り混じってしまって、出来上がったら何となく混ぜすぎたような気がする。
結局、どこでどうすれば正解の味が出せるのか、頭の中は混乱中?
頭が混乱?そんな時は、全てを解決してくれる教室に、身を委ねてみるのも手
実は今回ご参加いただいた生徒さんは、好みの触感が若干、粉雪シフォンの特徴とする
「ふわじゅわ」・・・
というよりも、ややしっかり目の
「ふわふわ」
がお好みだったご様子。
それは、プレーンシフォンを食べた時に感じられたようです。
なるほどです。
確かにね、粉雪シフォンは、わざとに、ふわじゅわ、になるための配合にしているのですから、ふわじゅわになるんです。
でも、粉雪自身は、もともと、パン作りの講師もしていたという経験と、その後、小麦粉を使ったシフォンケーキ講座も展開していたという事もあって、卵の量や、卵の役割、成果については、かなり研究して来た、という自信があります。
その特徴というのは、パンであれば、卵40gと書いてあるレシピに、全卵を使ったものと、卵黄だけ使ったものとでは、膨らみ方に若干の差が出る現実があります。
膨らみ方に差が出るということは、触感だって変わります。
そのようなノウハウと、卵黄の性質を考え併せて、出た結論があります。
今回は、そんな裏話的な事も踏まえて生徒さんに、プレーンの味を3つ食べ比べて貰う事にしました。
これは本当に、好みとしか言えないことが分かりました。
たかがプレーン、されどプレーン・・・。
生徒さん的に、好きなものは、この、卵黄を意識した方でした。
あまり詳しくしすぎると、話がそれてしまうので、ここまでにしますが、今回はっきりと、分かったことがあります。
◎お家用に、粉雪シフォンのふわじゅわ食感が幸せな味わいとして食べたい場合は、こちらで
◎販売向けなど、作りやすさ、扱いやすさを重視する場合は、こちらで
という風に、2者選択できるようにしようと思います。
こんな、融通性の利く教室、はっきり言ってないよね(笑)ってことに。
生徒さんも
「こんなことに一緒に対応してくださるなんて、感謝します」
と。
まあそうですね。
教室を始めたころから言っていますが、シフォンケーキ作りに、正解○、不正解×はありません。
アメリカから伝わってきたレシピがそもそも
小麦粉で、サラダ油使用でふっくらふんわりに仕上げることが王道だったわけですから。
粉雪シフォンは、全てを覆しているわけですもの。
見方によっては、粉雪シフォンは
「基本に全て逆らった、身勝手なレシピ」
という事です。
でもどうでしょうか?
皆さんは、伝わってきたレシピの基本に忠実でないとダメだと思われますか?
差し上げたときに
「腹持ちがいいわ」
「飲み物が欲しくなる」
「生クリーム付いてないと、全部食べれない」
実は、そのように言われると、誉め言葉とは思えない自分が居ました。
ということで、粉雪流、というのは、
「ふわじゅわ」
「ふわしっとり」
「そのまま食べておいしい」
「ときめくような味と触感」
これを求めて、全てのアレンジシフォンを作っています。
そのすべての基本となる、プレーンシフォンが、実は一番難しい、とか、触感が他では味わったことがない、となるわけです(笑)
ですから、プレーンだけは、生徒さんのお好みに応じて、わざと、一般的な扱いが出来るシフォンとして、第二のレシピとして、持ちまえておこうと思います。(笑)
今回の生徒さんは、そちらの配合で大満足してくださったので、なにより良かったです。
彼女は今後、もしかして、もしかして、シフォンケーキで何か大きなことが始まるのでは?と予感させるお話をしてくださいました。
人脈って大事です。
自分を持ち上げてくれる人が、身近にいるって素晴らしい✨
修行は、まだ始まったばかりです。
あとは、技術をいかに、自分のものとして使っていけるか!
あなたはまだ若い!! どうか頑張ってください。
今日のレポは、レッスン風景というよりは、粉雪シフォンの柔軟性と、アレンジの自由性についてもお話しさせていただきました。
まだまだシフォン作りに悩まれている人はたくさんいらっしゃると思いますが、
好きな食感はどうにでもなる! とにかく、失敗しないシフォン作りがど~~~うしても、ど~~~うしても、したいんです!!
という方、大歓迎です。
オンラインでも、リアルでも、1つだけ作れる腕を磨くのではなく、、、、。
どんな難しい生地でも、何でもかんでも失敗しらずの腕を磨きたい人を応援する場所です。
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