シフォンケーキをおいしそうに撮る、最低限の方法とは?
かれこれ教室を始めて9年目。
パンや人物(生徒さん)を撮り続けて、かれこれ長いです。
もちろんカメラなんて習ったこともないパン教室の時代から、自分の感覚一つで撮り続けていました。
「おうちパン工房粉雪」
全くの我流ではあったものの、たまに振り返ってみてみたら、案外おいしそうに撮れてるじゃあないの。
でもやっぱり、何も学んでいない頃の写真は、知らないからこそ、偶然良い角度で撮ってあるものや、外れだなあ~、と思う物が入り混じっていて、やっぱり統一性が無いです。
今は、カメラの学びも浅く長くやってきた甲斐あって、感覚的に、シフォンケーキを見ると、
「どう撮るのが美味しそうかな」
というのが、イメージできるようになってきました。
時間をタップリ使って撮ったものと、そうでない物がありますけどね。
今の私が、シフォンケーキの写真を撮る時に、一番に気を付けている事は、光の方向です。
カメラを覗きながら、一番自分が
「素敵!」
と思った位置でシャッターボタンを押します。
光が、出来る限り自分の斜め正面、又は、正面にある角度から撮ります。
また、シフォンケーキ単体だけを撮るのではなく、取りたいシフォンケーキの奥行きを意識して、必ず何か、関連グッズを持ってきます。
また、試食タイムでも、今見えているそのまんまのテーブルセッティングを、そのまんま撮るのではなく、写真を撮る時には、必ず移動してでも、自分が
「一番素敵!✨」
と思った配置をカメラ越しに見ながら、
「ここだ!」
と直感したところでシャッターを切ります。
また、一番見せたいと思っている被写体の、特にどの部分にピントを合わせるか?
という事もかなり意識します。
シフォンケーキを焼いたは良いけれど、映えないなあ、と、諦めていますか?
よく見かける、シフォンケーキ初心者の方の画像は、
「うーん、、、撮り方そのまんま!ちょっと色おかしい!?」
という雰囲気のが多いと思います。
タブーな撮り方としては
◎お皿に乗せて、あるいは型ごとのシフォンケーキを壁側に置く
◎電気の光を真上から照らして、影くっきり、壁は目の前、しかも色は加工してる
みたいなもの。
要は、時間帯も、場所もまったく気にしないで撮った記録用の写真を、そのまんま投稿しちゃうという流れが普通になっている物もみかけます。
記録用として、自分のスマホだけに保管しておく分には、それでよいと思うのですけどね♪
開業講座の一つに、カメラ講座もオプションで導入します。
先日、カフェ講座1期生と、認定生の中で希望者を募って、粉雪シフォン流カメラ講座を開催しました。
すでに、写真の撮り方を学んでいる方と、写真の知識は全く無し、という方々で、レベルの差があったのですが、どちらかというと全くの初心者向けの講座になりました。
講座の最後に、皆さんのおうちの中で、一番理想的な光が入る場所を探してもらい、実際に家にあるもので写真を撮ってもらう時間も設けました。
全くの初心者さんにとっては、まずご自身の家の環境の中で、どの場所で撮るのが一番、撮影に適した場所なのかを、探すだけでも良い学びとなってくれたのではないかと思います。
次回は、全くの初めての方と、過去に1回以上学んだ方と、段階別に行うのも良かったかなあと思いながら、講座を終えました。
カメラ講座は3ヶ月の添削相談期間があるので、次は背景にも気を使った構図を追加してみようかと思案中です。
今回、認定生さんとカフェ講座一期生さんは、ほぼ全員の方がご参加くださいましたが、それなりに粉雪シフォンの撮る写真を、イイね、と思っている方がお申し込み下さったのだと思います。
日々工夫しながら身に付いた撮影の仕方、これからは、シフォンケーキを美味しく撮れる秘訣も、伝授していきます♪
シフォンケーキで開業を夢見ている方にとって、シフォンケーキを作るだけにとどまらず、写真まで学ぶ必要があるのか・・
と、ため息をついている方もおられるかもしれないですね・・。
でも、写真の力って本当にすごいから?
文章でも、人に伝わるパワーは大きいと思いますが、写真は、その言葉を一目瞭然にしてくれます。
写真が綺麗に撮れることで、人生に損はありません。
私はそれを伝えたいです。
次期、開業講座の内容には、この、カメラ講座も、オプションとして盛り込んでいきたいと思います。
スマホしか持ってない。カメラはそもそも設定が分からない
スマホしか持ってない、という言葉も良く耳にします。
でも、最近のスマホはすごい!
でも正直言うと、iPhone7プラス以降の、ポートレートがくっきり出せるタイプのスマホでないと、正直、いくら撮っても、なかなか
「素敵?」
には撮りにくいのも確か。
全く同じ食べ物を、ポートレート付きスマホと、そうでないスマホで撮り比べたら、一目瞭然・・・。
奥行きが出しにくい事が一番の原因です。
ですので、カメラに興味があり、自分でも、素敵な写真が撮れるようになり、人に見せて
「美味しそうね」
と言ってもらいたいという願望が、もし、強いのであれば、次期買い替えの時には是非、ポートレート付きスマホを選んで頂きたいです。
iPhone10Rは、人物にしか、ポートレートが反映しないので、注意してくださいね。
カメラの設定については、カメラの種類によっても違ってくるので、一つ一つの機種についての説明は難しいですが、食べ物を撮る時に、斜めから撮るのであれば、私は一定して、F価は2,8です。※ぼかしを入れるための絞りの数値
真上なら4~5,6にして、全体にピントが合いやすい設定。
でも、結局のところ、後から画像を確認してみて、もう少し上げようかな?下げようかな?
という感覚が身に付くのだと思っています。
ズバリ、写真の撮り方に正解は無い。基本的に自由でいい
私も最初は、学んだとはいっても、
「じゃあ、自分が撮った写真は正解なの?」
それとも手直しが必要なのかな?
いつも気にしながら、とりあえず撮りまくっていました。
とにかく、自分が見ても
「すてき!!」
そう思えるまで、角度を変え、向きを変え、何枚か撮ってみます。
また、最終的にたどり着いた、私の撮り方の考え方は何十枚も一気に撮るのではなく、1枚に魂を込めて、極力、数枚におさめること。
何十枚も撮ってしまうと、後から見返すのも、整理も、とても大変な作業になることを、復習したからです。
でもそれは今だから言えることかもしれないですね。
撮り始めの頃は、1枚に、1時間は平気でかかっていました。
手がぶるぶるっ、頭がボお~っとしてくるまで撮り続けていました(笑)
でも、今では、レッスン前の時間が無い、慌ただしいほんの数分の間でも、シフォンケーキをカットしている間に撮影イメージをして、撮影場所に持って行けば、ササっと配置して撮れるようになりました。
後で見返して、その時の情景を振り返るのが楽しいのです。
このような感じで、粉雪は写真が趣味と言っても良い程、撮影が楽しいんです。
もし一日、何もかも忘れて、好きな事したらいいよ。何がしたい?と聞かれたら、
「自分好みの場所で、カメラ撮影しに行きたい」
と思うほどです。
そのような粉雪ですが、これから始まる、カフェ講座と、本気の開業講座のひとつに、
◎シフォンケーキを美味しく撮るための、ミニカメラ講座
を取り入れて行きたいな、と思います。全工程、2日は必要だな・・
スマホカメラで撮って、パンをメニュー化してきたころから言うと、かれこれ写真歴9年目ですが、素人ながらにも、意識して撮ってきたからこそ、学びで得た事は、とても落とし込むことが出来たと思います。
そのような、シフォンケーキカメラレッスンミニ講座を、今後も開催しますので、お楽しみにね♪
カフェ講座の後に習える、開業講座の概要はこちらから → ★
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