こんにちは。
米粉シフォンケーキ専門教室konayukiの 粉雪シフォンマイスター 直子です。
今日は、当たり前のような? だけど、、、なぜだろう?
という内容について、お話ししてみようと思います。
ケーキ型って色々あるけど、
「シフォンケーキの型だけ、なぜこんなふうに筒があって、冷ますときには逆さまにするのだろう?」
と疑問に思ったことはありませんか?
ケーキって基本、小麦粉あるいは米粉のたんぱく質と、卵のたんぱく質が焼き固められて、型の形で原型を保っています。
シフォンケーキはどうでしょう?
シフォンケーキも同じです。
ただ、ほかのケーキと比べて、水分量が断然多いんです。
とくに、卵白を多用するのですが、卵白は90%が水分であることから、全体の水分量がずいぶん多いということが分かりますよね。
なので、もし、真ん中に筒の無い形をした容器で焼き上げると、焼いている間はぷく~っと綺麗に上がるのですが、冷めたときに、水分が抜ける量が多くて、たんぱく質の力だけでは支える力が発揮できず、取り出して冷ましている間に、水分が抜けると同時に膨らんんだ矢先からぐんぐん縮んでしまうんです。
そして、縮んでしまったシフォンケーキは食べると美味しさも半減しています。
要は、目のつまった部分が沢山あるケーキになってしまうからなんですね。
そんな理由があって、シフォンケーキの型には、真ん中がへこむ原理をカバーすべく、熱電動を真ん中の生地にあててあげる目的があるということです。
また、焼き固められた生地は、アルミの素材にはしっかりと引っ付いてくれます。
テフロン加工され型では、生地の形を保つ力の弱い生地とは相性が悪く、型から離れていく現象が起こります。
そんな意味もあって、素材はアルミがお勧めなんです。
テフロン加工のシフォンケーキ方であれば、パンはうまく焼けますよ。
ちぎりパンなどに使用したら、それはそれで大型のお洒落パンが焼けるのでお勧めです♪
それからそれから
今思えば本当に、バカな実験やったなあ~と、笑ってしまう出来事があります。
以前、シフォンケーキを研究中に、型外しがめんどくさい事をきっかけに、一人でとんでもない実験をしてみたんです。
「アルミ型の内側に、クッキングシートを敷いて焼いたらどうなるんだろう?」
と言う実験です(笑)
さてどうなると思います?
動画で様子をお話ししているのでぜひ、ご覧になってくださいね!
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