皆さんこんにちは。
米粉シフォンケーキ専門教室konayuki の粉雪シフォンマイスター 直子です。
本日は、シフォンケーキ作りを始めたばかりの人で、種類を変えながら作るうちに、迷宮してます! という方に向けて話をしようと思います。
シフォンケーキ作りで陥る落とし穴
きっと皆さんが、シフォンケーキを焼こうとするときは、シンプル生地のプレーンから始められるのではないか、と思います。
正解は分からないけど、シフォンケーキの型で焼くのだから、一応シフォンケーキが焼けた!という気持ちになりますよね♪
そして、今度は味を変えてもう一回作りたくなりますね。
その時は大抵、最初に作ったシフォンケーキの時と、ほぼ同じ作り方で挑むと思います。
もし、スピードを上げるなどの工夫をしたとしても、合間合間で作業が滞ってしまっては台無し。
ですので、メニューが変わったからと言って、原理に基づいて作り方を変えてみようという発想は、最初は浮かぶ余地もないと思います。
ですが、実はこの進み方が落とし穴だと思っています。
シフォンケーキは、味を作る卵黄生地の材料によって、作り方がずいぶんと変わります。
着実に、上手く焼けるようになるためには、シフォンケーキ作りの難易度を知って、基礎から順に、作りやすいフレーバーの物だけで練習を重ね、成功体験を何度か経験した方が良いと思っています。
そしてその成功体験を基に、次の難易度レベルにステップアップです。
その段階を経て、最後にハイレベルなメニューにぶち当たっても、メレンゲと生地の関係にも理解が出来てくる分、失敗の連発から免れることが出来るのです。
以前、生徒さんから
「今まで、シフォンケーキに、初級、中級、上級のコースがある教室は見たことがありません」
とびっくりされれたことがありました。
確かに!!
通常だと、プレーン → 具材入り → フレーバーがチョコ又は抹茶系等
と、一応難易度順に学べるイメージがありますが、単位が少なめですね。
粉雪シフォンは、選べるメニュー数がそれなりに多いという事と、明らかに
難易度が、弱~中~強、に分類されるという事です。
そして、そのレッスン内容の特徴としては、基礎のプレーンだけをひたすら練習しなければならない、という事ではなく、
プレーンと同じ難易度のメニューを、とっかえひっかえしながら作ることで、味に飽きることなく、自然と基礎の作り方が身に付いて来る、というのが特徴なのです。
粉雪が、これまでレッスンを繰り返していくうちに、今の形式が出来上がってきました。
ですので、全くシフォンケーキ作りが初めての方がスタートをされても、順を追って味に飽きることなく、正しい作り方を何度も繰り返しながら、作り込めるんですよね。
結果的に、早い段階から成功体験をし、難易度の高いシフォンケーキにも一気にジャンプアップすることが出来ます。
このような仕組みだからこそ、シフォンケーキの悩みを短期で解決し、何が何でも自分のものにしたい!いう信念をお持ちの方が、心を決めて講座にお申込みしたくなるんです。
独学でシフォンケーキを作っているときに、陥る迷路
パンやクッキーは、粉をココアに変えたり抹茶に変えたからと言って、さほど作り方を変える必要はないですよね。
シフォンケーキだけは、まるで別物を見るような光景に出会ったご経験は無いでしょうか?
以前の私がまさしく、前述のまんま、の事をしていましたので(笑)
パンやクッキーのような、粉量がカバーしてくれて、形状を保つお菓子は、粉が変わっても、多少の水分吸水率が変わったとしても、知れが入ったことで失敗するというところまではいかないですよね。
ですが、シフォンケーキは別です。
なぜかって、水分量の多めなシフォンケーキは、メレンゲの泡の力だけで、ふくらみや食感を作り出していると言っても過言ではないからです。
そしてこれがまた、チョコ・ココア・抹茶は、メレンゲをつぶしやすく、それらの量を増やせば増やすほど、成功への道のりは遠くなるのです。?
味を薄くするのであれば、影響は受けませんが、濃厚にすればするほど、まず成功しないでしょう。
米粉シフォンケーキは、基本のプレーンから難易度を徐々に上げていくことをお勧めします。
ついついやっちゃいがち!
難易度をを知らずに、手当たり次第にレシピを探して作り始めるから、シフォンケーキが難しく感じるんですよね。
まずは、難易度を知ったうで、成功体験を積みながら練習が出来るといいと思いませんか?
ただ、レシピが出回っている為、作り方をあれこれ見てしまうと、正解が分からなくなることも、よくある事。
シフォンケーキは、製菓学校でも、授業科目に入っていないという事から、独学の方が多いのも事実だと思っています。
また、手さぐりで作ってきた後から、製菓理論を学んでみましたが、製菓理論に基づいた作り方では、きっと私の求めている味にはならないという事も分かりました。
シフォンケーキに正解が無いのであれば、とっことん、私の好きな味を突き詰めていくしかありません(笑)
粉雪シフォンは、コテコテの独学、まさしく粉雪流です。
以前にも話題にしたことがありますが、私がシフォンケーキに興味を持ち始めたきっかけは、鍋でシフォンケーキを焼くという方から、シフォンケーキをプレゼントされたことがきっかけでした。
余りの美味しさに感激し、どんな道具が必要なの!?と聞きに行き、わざわざフードプロセッサーと鍋専用の電磁調理器まで新調したほどです。
ですがその、フードプロセッサーでメレンゲを立て、鍋で焼く、というシフォンケーキだと、確かにしっとりしてはいるものの、上面にこんがり焼き色のつかないシフォンケーキになってしまうんです。
間もなく私は
「オーブンで、上部をふわっと焼き色のついたシフォンケーキにしたい!」
と思うようになりました。
そこから私のシフォンケーキオタクへの道が始まることになりました。
手動でメレンゲを立て始めてから、メレンゲと仲良くなるには、約1年かかりました。
当時の私は、冒頭にも書いたまんまの人でした(笑)
プレーンが焼けた!
次は抹茶がいいな!
クリームチーズもいいな!
チョコも焼きたい!
好きなフレーバーで、次から次へと作り始めます?
そして、ご想像の通り、失敗の嵐!嵐!嵐~!
シフォンケーキが膨らまない!
シフォンケーキが穴ぼこ!
シフォンケーキなのに、なぜか固い!
なぜか、生焼け!
しまいには、底上げにまで?
シフォン作りの、ドツボにはまって、さあ大変!
1年かけて、シフォンケーキ作りをしていると、もちろん部屋の環境も変わりますよね。
まさか、シフォンケーキが外気温に影響されるなんてことに気が付いたのは、まさしく1年以上後の事です。
混ぜ方も、色々見本がある中で、メレンゲが一番壊れにくい角度を保ちながら混ぜるという手法もいつしか、完全に私だけの手法となっていきました。
私が作りたいシフォンケーキ、この味は、この作り方だからこそ!
正にその領域でした。
基礎からハイグレードまで、失敗の数を減らしながら成長出来るようになります。
そのような失敗と、謎解き生活を1年かけて見出した私が組み立てた、米粉シフォンケーキの講座だからこそ、基礎からハイグレードまでの波に乗り、失敗の数を減らしながら成長できるようになるのです。
もちろん、1年、2年、3年、4年、と、年数を重ねるうちに、更に新発見があったり、修正箇所ができたり、を、今でもずっと繰り返しています。
また、お伝えした人が、更に誰かに教えるとき、失敗しにくい配合に作り替えたり、あたらしいアイディアを補充したりと、やっぱりシフォンケーキ作りは
「これでおわり」
が無い、と思っています。
また、アレンジも自由自在なので、食べた人の好みになるように、調整も出来ますのでね♪
自分の好き、でここまで追求出来るって本当に楽しい!
そして、今ではレッスンのみならず、通販でも多くの方に感動をお届けできていることに感謝しています。
只今、カフェ講座2期生が絶賛、張り切ってご受講中です♪
2週間も来ないうちから、早速スタンダードの作り方を難なくこなした生徒さんもおられます。
もし、いま、3か月後にはバラエティーに富んだ米粉シフォンケーキで幸せをお届けできる自分になりたい!
という方がおられましたら、是非、粉雪シフォンのカフェ講座へお越しくださいね。
体験レッスンは現在、8メニューの短期プランでお引き受けしています。
このご時世ですので、オンラインでも可能ですが、是非最初の一回目は、対面レッスンで手ほどきを受けてみられる事がお勧めです。
最初の一歩で、対面ならでは、の手解きを受けた後なら、後はオンラインだけでもしっかり身に付く可能性が高くなります!
詳細は
「粉雪シフォンの、対面&オンラインで学べる、3ヶ月で全てのシフォンが焼ける技術が身に付く講座」
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2期生募集は終わりましたが、次期は5月スタートの3期生を募集いたします。
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