まるで研究室、実験室のような米粉シフォンケーキ教室ですね!実験を重ねて作られた粉雪シフォンのレシピには重みがある

粉雪シフォンの教室について 米粉シフォンケーキ教室

米粉シフォンケーキ専門教室konayuki の粉雪シフォンマイスター 直子です。

 

今日のブログの題名は、実は、生徒さんの生のお声、です!

 

今日のレッスンでの出来事。

 

今日は3名の、年間ディプロマコースの生徒さんとご一緒し、パセリとピオーネのレッスンを開催しました。

 

いろいろと不調現象が起こりました。

まずはシフォンケーキの不調、次にカメラの不調・・・

シフォンケーキが不調だと、仕上がった時の形も不調です。

 

でもそんな中、いつものカメラまで不調だったため記念画像も撮れませんでした。

と言うことで、今日は、画像無しで書くことにしました(笑)

 

今日は、パセリのポタージュ米粉シフォンケーキと、岡山が名産地!ピオーネの米粉シフォンケーキでした。

ピオーネのシフォンケーキはすでに改良も終えてあり、いい具合に焼けました。

 

ですが、パセリのポタージュが上手くいきませんでした(゜_゜>)

本当に不思議なのですが、最初の試作では、ほぼ一発合格していたのにも関わらず、

 

「あともう少しこの味が足りないから、これで補おうか?? そしたら水分も変わるから、足すか引くか・・」

 

と、いう状況で新しいアイテムを取り入れてみたら、まったく形を留めることが出来ない異物が仕上がってしまったんですよね。

直前にレシピを触ってしまったものだから、今回は完璧な仕上がりを示すことが出来なかったんです。

 

全てオリジナルの粉雪シフォンにとっての強敵は、いきなり訪れる、素材との闘いです。

この素材に打ち勝つための研究をするには、「調べ事」や「人聞き」でも解決が出来ない事が多く、全てまず自分で作ってみる!なんです。

 

いつも、

「成功してほしい!必ず成功する!」

と思って挑みますから材料も妥協しません。

 

なのに・・・全滅かもしれない現実を目の当たりにしたときの「ガび~ン」な気持ちと言ったら。。。

 

しかも、前日まで良かったはずなのに水分をグラム単位で変えただけで、膨らむ景色も変わるものだから、生地の反応を見ながら研究するしかありません。

 

しかも、求める味は

 

「素材の味を感じたい」

 

です。

 

シフォンケーキと言うのは、卵黄生地の中で、ほぼほぼ生地の味つくりを終えるわけですが、そこにふわっふわのメレンゲが混ざり合うことで大きく膨らみます。

 

メレンゲで薄めてしまうといっても過言ではない! 体積で言えば、卵黄生地の何倍だ??

 

2倍? 3倍?

 

そう、要は味が薄まるってわけです。

 

ですから素材の味がはっきりしない物であればあるほど、それらしい味を出すには、超超~過激な工夫を凝らす必要があるわけです。

100%ジュース入れたからって、その味にならないことは、きっと、同じようにご自身で研究された方なら、ご存じですよね。

 

ですが私は、4シーズンのメニューをうたったからには、成し遂げなければなりません。(笑)

 

そのようなわけで、シフォンケーキの独自開発と言うのは生半可ではなく、結構大変な作業なのです。

時には、製菓理論なんて無視、無視、と言う場面だってあるかと思います。

反対に、製菓理論では、解明できない、奥不可思議な事案もあります。

 

いちじくの種類によって、上手く作れるものと、作れない物があるなんて、この世で何人の方がご存じだろうか??

本当に、素材が増えれば増えるほど、シフォンケーキ作りは、化学です。

 

パン生地にはすんなり使えていた粉末や材料も、シフォンでは全く通用しない素材だったりすることもしばしばです。

 

今日は、レッスン内容のご紹介と言うよりは、生徒さんを巻き込んでのマニアックなシフォン作りについての議論会のような場面もありました。

 

勉強熱心な生徒さんであればあるほど、人任せではなく、その実態について

 

「こうしてみたらどうだろう」

「これを入れたら良くないのかな?」

 

とご意見もくださいます。

 

最後、印象的だった生徒さんとの会話、題名にもあります

 

「まるで研究室、実験室のような米粉シフォンケーキ教室ですね!先生、白衣を着て実験する博士です」

 

ご帰宅後のメールでも

 

「これだけの実験を重ねて作られた粉雪シフォンのレシピには重みがあります

 

と共感を頂いたコメントに感謝です。

 

あともう御一方のコメントでは

 

「今まで、シフォンケーキっていうものをあまり知らずに習い始めましたが、最近、シフォンケーキを作る知人と話をしたり、いろいろなレシピを参照するようになりました。

そして、深掘りすればするほど、先生のレシピの、考え抜かれていることがはっきりわかってくるようになりました

このようにするのは、そんな深い理由があったんだなって、すごい事だなって思うようになったんです」

と、改めて感じて下さったことに、私の方こそ、感謝感激、神あられ✨です!

 

追伸:

ピオーネを作られた生徒さんからは、成功のお声が♪

 

 

今日もありがとうございました(emoji)
帰って試食しました⤴️⤴️
火の入れ加減良かったです(オーブン)
一番長い時間で焼くのが良いですね~☺️
香りも良かったですよ(ワイン)

こっちにもピオーネあります?
明日にでもGETしておこうと思います(ブドウ)⤴️⤴️

全然硬くなかったですよ~☺️
むしろ、しっとりやわらか(シフォンケーキ)
わたしは、ゆるめよりかこのくらいが好きなのでベストでした??


粉雪シフォンでは、ここで作ったシフォンケーキは、レッスンシフォンなので、お持ち帰りいただいて型外しをして頂いた後も、極力画像を提供して頂き、ご感想を伺います。

ですから、型外しを失敗しても、もしうまくいかなくてもそれはレッスン中なので、恥とか思われずお知らせ頂けると嬉しいのです♪

もちろん成功すれば共有したいですし、たとえ失敗しても、改善策を立てて、成功に向かっていけばよいのですから

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