シフォンケーキの由来については以前、YouTubeでもご紹介したことがあるのですが、シフォンケーキを最初に開発したのは、アメリカの、ハリーベーカーさんという料理研究家の方でした。
生地が軽く、ふわっと立ち上がり、キメも整いやすくなることから、生地にはバターではなくサラダオイルを使用するという画期的な開発をされたわけですが、確かに、オイルを多く入れれば入れるほど、混ぜが足りない生地でも、水分少なめなシフォンでも、スポンジのごとくふわっふわに焼きあがります。
でも、粉雪は、もともと作っていた小麦粉シフォンケーキの時から、
「まるで生クリームが入っているようなシフォンケーキ」=キメが整い、まろやかな食感
「ぎゅっと押すと、元に戻るのに時間がかかる、はかないい生地」=ジューシー
「手外し出来ない生地」=柔らかい
と定評を頂いていましたが、そちらをノンオイルで作ってみても、オイル有で作ったものと、変わりないしっとりさを実現することが出来ました。
そして、米粉へと移行した今、米粉なりの特徴を活かしつつ、口の中でとろけて無くなっていくような食感へと方向性が定まりました。
今ではオイル有りでも、無しでもしっとりふわふわな生地作りにたどり着きました。
と言うわけで粉雪シフォンは、オイル無しでも十分な柔らかさとしっとりした食感を味わって頂けるものとなっています。
ただ、米粉シフォンケーキの場合、ノンオイルだと、3日ほど冷蔵庫で保存したものは、オイルありの物と比べると、若干乾燥するのが早いのかなあ?
と思う点です。
ですが、次の日に頂く分には、まったく問題がありません。
ノンオイルでこれだけおいしいのならと知り、どのメニューもすべてノンオイルに徹底している生徒さんもいらっしゃいます。
そのようなわけで、ノングルテン、ノンオイルのシフォンケーキを、ふわじゅわに作る方法と配合を、粉雪シフォンは伝授する教室です。
また、ふわじゅわ加減には、メニューによって、人それぞれの好みがあることもわかってきました。
ですのでこれからは、ふわじゅわバージョン、ふわふわバージョンとして、配合の変更の仕方なども同時にお伝えできる教室にもしていきたいと考えています。
粉雪シフォンは、こんな米粉シフォンケーキ専門教室ですので、
「米粉シフォンケーキが上手く膨らまないから、上手く膨らむコツ」
「米粉シフォンケーキで、小麦粉シフォンケーキくらい、柔く焼くコツ」
「ベーキングパウダー不使用で、毎回安定したふくらみをキープするためのコツ」
「生の食材を使っても失敗しにくいコツ」
「水分の多い食材を、いかにうまく焼き上げるか、のコツ」
「自分が作っている米粉シフォンケーキに満足できていない。口に含んだシフォンケーキで幸せになる食感を作るコツ」
「ノンオイルだと、パサパサしてしまうことが悩み。それを解決するコツ」
をつかみたい人は、いつでも粉雪シフォンの門をたたきに来てくださいね。
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