皆さんこんばんは。
少し前の事。
ライン公式アカウントにご登録の方から、素朴なお悩みをお伺いしました。
「私がカットすると、皆さんの写真のような綺麗な形にならないんです。」
と。
よくよく聞いてみると
「シフォンは綺麗に焼けて、型外しまではべつに問題が無いんです。
でも、シフォンが柔らかいのもあって、カットして個装しようと思っても、カットされた形が綺麗にいかないんです。
皆さんのが台形だとしたら、私のはカットした形が、逆台形のようになってしまいます。
生クリームを綺麗に挟んだシフォンケーキが作れるようになるのが夢です」
という事でした。
なんとなく、言われている意味がピンときました。
実は、私も、トール型シフォンを使うようになったきっかけは、自分が練習用に焼いていた時に、型から外した時の格好を優先させて、浅井商店んさんのトール型を使うようになったんですよね。
17㎝トールは、型から外した時の格好はスマートで良いのですが、実は、個装した時に綺麗な形になるのは、従来からある17㎝型のほうなんです。
ただ、従来からある17㎝型よりも、トール型の方が沢山生地が入ります。
従来の17㎝で焼くと、なんか1回に焼いたときに作れる生地量が減って、私的に損したような気になるんですよね(笑)
なので、カットした時の綺麗さや、梱包のしやすさを取りたいなら、従来の17㎝型を使うか、いっそのこと、一般的に売られている20㎝型で焼けばいいのです。
そのようなことをお伝えすると
「へえ~ そうなんだあ~
と、メールを読みながら思わず声に出してしまうほどでした~。
アドバイスを頂いて嬉しい限りでございます!!
ありがとうございます。
20㎝の型に変えてみようと思います。」
と、スッキリされたご様子でした♫
うふふのふ。
いや私もね、実際に自分が焼くときは、必然的に20㎝になっているというのは、その現実があるからだったんですよ(笑)
べつに隠していたわけではなく、たぶん、リアルの生徒さんで、レッスン中に個装をしている際には、そのことをつぶやきながらお教えしていたと思います。
「17㎝トール型で焼いたシフォンは、個装の形がかっこう良くないんだよね。販売目的の個装がしたいなら、20㎝で焼いてください」
とね!
あ!でも、固めのシフォンは大丈夫ですよ!
固くて普通にふわふわしているシフォンならしっかりしていますから、押されて形が押されるということはありませんので、まあまあクリーム挟むのも、やりやすい固さになるでしょう。
ですからこのブログを読まれている方で、柔らかめの粉雪シフォンを習われている方や、これから考える方は是非、お知りおきくださいね。
トールシフォンしかお持ちでない方は、焼きの練習なら、材料が少ない17トールを使って、慣れて販売に使われるのでしたら、20㎝の型は必須です♪
更に欲張りたい方は23㎝を!(笑)
まあ、23㎝は気合がいりますけどね。
それではこれからも、皆さんのシフォンケーキライフが、より充実しますように~♫
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