皆さんこんにちは。
米粉シフォンケーキ専門教室konayukiの、粉雪シフォンマイスター直子です。
初心者さんが最初に通る、「スタートレッスン」の「プレーン」 って、じつは一番シビアで難しいメニューです。
今日は、最初はだれもが通る、プレーンシフォン作りの壁について話題にします。
その壁を、すいっと乗り越えられる方法をお知らせします。
粉雪シフォンの初心者さん達の上達が早いわけ。
粉雪シフォンで学ばれる、初心者さんたちの上達が早い理由があります。
それは・・・
◎粉雪シフォンは、レベルに応じてメニュー分けされており、粉雪シフォンの作り方に慣れてくるまでは、スタンダードメニューから好きなメニューを選ぶ。
そのことで、プレーンと同じ工程を繰り返すことで味に飽きずに練習が出来る。
この1点が大きな理由です。
いつの間にか、基本の作り方が身についてきて、ふっとプレーンを作ってみたときに、とてもおいしいプレーンが焼けるようになっていることに気が付きます。
独学で作る人は、プレーンで練習していると味に飽きて、つい難しいメニューを作って失敗してしまう。
初心者用として代表的なのは、プレーンですが、実はプレーンは、シフォンケーキの中でも一番、生地が繊細で、メレンゲの影響を大きく受けてしまいます。
生地がシンプルな為、混ぜ方は勿論、お砂糖によっても味が左右されます。
だから、プレーンだけでひたすら練習を繰り返していると、美味しいと感じられないまま、飽きてしまうことも。
独学中に、ありがちなパターンが、味のついたもので練習しようとして、次に、いきなり抹茶とか、チョコとか、生地の難易度もわからないうちに、挑戦してみたくなり、大失敗につながるわけです。← 以前の私(笑)
紅茶にしておけば、まだ大失敗は免れるかもしれないんですけどね。
でも実際、チョコとか抹茶、ココアに走る人は多いですよね。
その味が、薄ければ、失敗の可能性は低くなりますが、薄味抹茶やココア味って実は、あまりおいしくありませんしね・・。
今回のレッスンでは、偶然同じ状況のお二人が同席されました。
お二人ともプレーンだけ習って、今回が2回目という状況でした。
それぞれお家で、数回復習して来てくださっていたのですが、
「混ぜ方があっているのか自信が無い・・・まだ自分の腕に自信が無い・・なんか、上手く膨れてない・・・生地がパサパサ、あるいは焼き縮みが大きい」
というお悩みを抱えた状態でお越しくださいました。
「実は、スランプに陥っています。本当に自分で作れるようになるのかどうか、不安です」
と言われる程、深刻な心境でお越しくださいました。
ですから初めに、しっかりと基礎を見直しするために、スタートレッスンの最新版動画をご覧いただいて、手の動きなどを再確認して頂きました。
すると生徒さんは、
「この間までの謎が、この動画で全てクリアになりました。今まで、このように出来ていませんでした!」
と、解決に結びついたご様子で喜んで頂けました。
そのような流れがあったので、今回、私はお一人お一人の動きについて、しっかりと拝見させていただきました!
今回のリクエストメニューは、ほうれん草と黒豆コーヒーバナナ♪
ほうれん草! プレーンと同じ基礎的な混ぜ方♪
ほうれん草を作りながら、プレーンの練習になっています。
黒豆コーヒーとバナナ! こちらも、プレーンと同じ基礎的な混ぜ方♪
バナナを作りながら、プレーンの練習になっています♪
二層にするからちょっと忙しいけれど、これがまた、とてもおいしいからきっとリピしたくなります。簡単なのに美味しい♡
ほうれん草も、バナナと黒豆コーヒーも、作り方はプレーンと同じスタンダード。
謎だった工程をイメトレした後に、2度続けて作ってみることで、より一層、体感として身に付きます。
特に、メレンゲの出来上がりの見極めは身に付き始めます。
あとはもう、流れを覚えていくのみなんです!
今日の生徒さんは、HPを見つけて他と比較もしないで、即決してくださった子育てママと、人生の転機に身を任せて下さった方。
今回お越しくださった生徒さんは、二人とも岡山県内の方。
粉雪シフォンにお越し下さったきっかけは、お一人は、シフォンケーキの教室を探していたら一番に出てきて、他を探すこともなく一目ぼれ、すぐお問合せしてくださいました。
小さなお子様の子育て真っ盛りで、フルタイムのお仕事をされている中、今の自分が求めていた内容の教室だと思って、お問合せしてくださいました。
小さな子育て中のママさんを見ていると、自分自身のドタバタ子育て時期が懐かしく思い出されます。
私の子育て中は、子供の習い事を熟すことが一番の生きがいのように、毎日駆け回っていたので、自分の事は二の次、三の次でした。
「自分に何か、新しい資格を!」
などという事には意識が全くありませんでした。
ですから、子育て中に自分のチャンスを見つけるママを見ていると、凄いなあ☆彡素敵だな
と感心します。
もうお一人の方は、人生最終に、自分のやりたかった夢を実現するための手段として、粉雪シフォンに懸けて下さった方です。
この方も素晴らしいのです。
きっと若き頃は、なりたい職業に向かって一生懸命勉強され、そして慕われる立場となり役職を任されました。
それを全うしようと、ITやデザイン、人材育成を学ばれるという経緯を持ちながらも、最後は自分自身の夢を実現させる方向に転換されようとしています。
どちらも、素晴らしい物語がありますね。
お二人のご関係は、まるで娘とお母さんのようでした。
「うちには小さな子供がいて、野菜嫌いでもお野菜シフォンを食べてくれるんです・・」
「うちにもいるんですよ。孫ですけどね、スポンジケーキは絶対食べない子が、このシフォンケーキは完食したんです・・」
と、大喜びで食べてくれる、お子さんの話で花が咲きました。
最近は、粉雪シフォンで開業する話も多い中、決して、シフォンケーキでお仕事につながることだけが、成功とか、幸せなわけではありません。
皆さんのお話を聞いていると、レッスンで習ってきたシフォンケーキを家族や友人に食べて貰ったことがきっかけで、すごく褒められたり、凄い!と言ってもらえて自信につながるという話。
音信不通だった知り合いからも、投稿を見つけてもらって、声をかけられるなどして、シフォンケーキで出会いが広がる生徒さんも多くいらっしゃいます。
バターや油、小麦を沢山採ってしまう心配もなく、罪悪感なくいただける米粉シフォンケーキです。
そのような場を想像するだけで、すっごく素敵な人間関係が広がっていると感じます。
今日のお二人に、シフォンケーキでどのような未来が待っているかどうかは、まだわからないですが、はっきり言えることは、
「このシフォンケーキが美味しいので、自分で作れるようになるまで、もっと頑張ります!」
と言って頂けていることです。
1メニューずつ謎をクリア出来たら、シフォンケーキ作りはもっと楽しくなる!
最近では、レッスン動画の分かりやすさの効果もあって、リアルで習われた後に、習った動画も一緒にご購入される方が増えてきました。
そうすることで、今日習ったレッスン内容がそのまま動画で復習出来、曖昧だった工程が再認識でき、早速、復習してみようと思えるそうです。
動画を購入されなかったとしても、習ったシフォンが美味しいと、周りからリクエストをもらったりして、自分でもやってみようという気持ちになれるんですね!
一番上達しやすいのは、流れを覚えてしまうまでは、同じレベルのシフォンケーキを種類を変えて、いくつか作ってみることです。
また、いつも軌道修正してもらえる環境があることです。
徐々にレベルを上げて、スタンダードな混ぜ方と比較したり、なぜそ混ぜるのかを知ったりすることで、謎が解け、シフォンケーキの達人に近づいていくんです。
この段階を、皆さんが次々と歩んでいかれる様子を見られることが本当に、楽しいです。
今日のお二人だって、いつの間にか自立しちゃうんだろうなあ~。
今回のティータイムの様子です。
今日も、自分のプレートは自分で飾りつけ♪ 楽しみました。
実際、メニューを増やしたからと言って本当に上手くなる?
同じレベルのシフォンケーキを、あまり期間を置かずに、4つ目を作る頃から、上手くなります。
本当に不思議なものです。
家で復習する人は、目に見えて早いです。
今日のお二人だって、2台目を焼くころには、流れがつかめていました。
家で復習した人は、自分がつまずいた個所を、ちゃんと覚えていて、この場面が自信が無いんです!という個所を知っています。
なので、その場面は、一生けんめいに聞き、もう一人の生徒さんが作っているところを覗きに来たくなるんです。
また私が、他の方をアドバイスしている間も、
「なるほど~」
「へえ~」
と、うなずいていらっしゃる。
気を付ける箇所って決まっているので、そこがピンポイントで聞けたら、ダイレクトにインプットします。
まだまだ、シフォンケーキレッスンは始まったばかり!
先にある、ちょっと高度なシフォンだって、きっと出来るようになっなて行く自分に驚く日が来ますよ♪
最後の訪れ、シフォンの型外しも、そうこうしているうちに、良くなったり悪くなったりして、だんだん腕が上がります。
今日の生徒さんも、心配していたほどでもなく、普通のシフォンナイフで綺麗に外せました♪
シフォンケーキ袋に、きれいに入れる方法に目からうろこだったご様子。
動画も作っていますので、ご覧くださいね。
シフォン袋に綺麗に入れる方法について動画にしています。
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