粉雪シフォンの新メニューの中で、特に注目を浴びているのは、キャラメルバナナのコーヒーマーブルです。
今日は、そのキャラメルシフォンオンリーのレッスンとなりました。
今日は、先約者の方が日程変更となり、元々作りたかったキャラメルシフォンに変更しての、マンツーマンレッスンでした~。
こちらの生徒さんも卒業間近!!
残り少ないレッスンは、少しずつ消費です。
それから実は、キャラメルシフォンを開発しようとするきっかけになったのは、今日ご予約の生徒さんからのリクエストからでした♪
「季節の食材を使わなくても、いつも手に入る材料で作れるメニューを作って欲しいです。」
とのご希望で、キャラメルシフォンが候補に上がっていました。
3か月位、お待たせしてしまいましたが、このメニューはと~っても喜んで頂けて、ホッとしています!!
キャラメルシフォンケーキの研究の為、粉雪は、3パターンの配合で、計6回試作しました。
ベースとなるキャラメルの味に使用する材料。
●水
●生クリーム
●バナナ
水はシンプルで、ほのかにキャラメルを感じます。
生クリームは、チーン・・・。
バナナは、食した一口目から、胸がときめきました!!
ただ、食べ進めていくと、パンチがない事に気が付きます。
そこで、コーヒーを入れるイメージが湧きまして、最初は、プッチンプリンなイメージにしようと思って、二層にしてみました。
でも、パンチの欲しいキャラメルの部分だけ食べて、カフェオレっぽいところを食べて・・・・という具合に分けて食べるよりも、一口目から、カラメルの風味とコーヒーのパンチが同時に口の中で広がる方が、魅力的な味わいになったんですよね✨
それで、マーブルにすることに決定しました!
これが大正解~
生徒さんも、口を揃えて大絶賛✨
そして、キャラメルバナナのソースだと、ソースになりにくい。
最初に試作した、キャラメルシフォン(生クリームバージョン)のソースが、とってもクリーム的なソースだったので、そちらをトッピングすると、さらにうまし~!!
試食タイムでも、1種類だけをメインで1皿に盛りつけることを、やってみたかったんです~!
大皿に、堂々たるもんです!
よだれが出そう~。
カフェメニューにうってつけ! 本当お気に入りの味です。
それと、基本的に可愛いものが大好きな粉雪は、こんなかわいいティーパック見つけて、今回はこのお茶でティータイム☕
紅茶鑑定士が拘って作った紅茶だって。
キャラメルコーヒーのシフォンケーキにはコーヒーが合いますが、ちょっとコクのある紅茶との相性もばっちりでした。
とにかく、胸ときめくティータイムを愉しむためのシフォンケーキ。
この、キャラメリゼにするときの実話が、今日の本題なのですが・・・
砂糖を、ビートグラニュー糖にするか、きび砂糖にするか、迷うところでした。
皆さんは、キャラメリゼする時、きび砂糖で作られたことはありますか?
ふだん、きび砂糖を愛用されている方なら、もしかしたらあるかもしれませんね。
白いお砂糖を使いたくないという方はいらっしゃいますものね。
そこで、粉雪は、きび砂糖でも、グラニュー糖でも両方作ってみました。
さて、違いはがあったと思いますか??・・・・
はい、大有りでした。
まずは、王道のグラニュー糖だと、普通に香ばしく美味しい!
作る工程も、まあまあ順調に水分となり、徐々に茶色くなり、混ざりやすいイメージです。
でも?・・・
きび砂糖だと? やっぱり・・・
なかなか水分が出てこない?
変に泡ぶいて来るし?
途中で、もうやめようかと思うくらいの景色になります。
真っ黒くろすけになります。
なかなか溶け切らないので、とりあえず焦がしたいと思う気持ちと、すでに真っ黒という恐怖から、動画に収めることすら思いつかない心境でした!
結果・・・
グラニュー糖の1,5倍くらいは時間が、かかった気がします!
しかも、全体の色が真っ黒けになったころでやっと、全部溶け切れたという感じで、ちょっと、怖い位の色になりました~
でもね、食べてみたら、きび砂糖の方がすっごくまろやかで深みのある味わいになって、それはそれで美味し!
と言って生徒さんも大喜びしてくれました。
でも、やっぱりグラニュー糖で作った方が、よりキャラメルの香ばしさを感じることが出来たようです。
砂糖のちがいで工程が大きく変わることが分かって楽しかった!
また、ここでも、きび砂糖の雑味の存在が明らかになるという面白い結果が分かって、粉雪的にも良い経験が出来ました。
是非皆さんも、きび砂糖でキャラメリゼ体験してみて欲しいな♪
こちらが、きび砂糖バージョンのキャラメルバナナ米粉シフォンケーキで~す。
こんがり色付いてるでしょ♪
ふわじゅわ、やばい・・・。
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